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オフライン音声翻訳機ili(イリー)


ili(イリー)は、旅行に特化したオフラインで使える音声翻訳機。ボタンを押しながら話すだけの簡単UI設計。未だネット環境が不安定な旅先でも気にすることなく、伝えたいその瞬間に使うことが出来るようにした。

3Dプリントを用いたプロトタイプ製作により、最適な筐体サイズ、ボタンの大きさと位置、表面処理等の検証を繰り返した。機器のような重い印象を持たせず(42g)、素材は白いABSでソフトな外観に。使用の際に相手に圧迫感を与えないデザインに仕上げた。

小型ながら、屋外の騒音下でも十分聞き取れるだけの音声認識精度とスピーカー音量を確保するため、独自のマイク集音設計とスピーカー音響設計を行った。また筐体との整合性も考慮し、最適なマイク穴形状・スピーカー穴形状とその数を、3Dプリントによる数百の試作検討で決定していった。

また翻訳機を使うとはいえ、話す相手は人間。HCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)の観点から、相手の目をみて話せるよう、マイクとスピーカーの位置を一直線に配置し、シームレスな翻訳コミュニケーション体験を実現した。

[使用ソフト]:SolidWorks, KeyShot, Adobe Illustrator, Photoshop

        

ili(イリー)に関するその他製作物


店舗での陳列や第一印象を考慮し、手に取りやすいパッケージデザインを目指した。

先行販売時の特別ストラップを製作。イリーの購入者層(中高年層)を想定し、ポーター生地を用いて高級感のある仕上がりに。

旅先で常に持ち歩く携帯や財布、パスポートを収納できるサイズをベースに、イリーがいつでも取り出せる仕様で製作。

イリー使用時の課題(カバンの中でボタンが押される)を解決するため、ボタン部分の蓋をワンタッチで開閉できるケースを設計・製作。

筐体保護や企業コラボPRを目的とした専用ケースを製作。コストや量産性を考慮した設計を行った。

什器の設計製作。訴求ポイントの変更に備え、印刷物を差し込む仕様に。イリーの製品仕様や展示台数、また各店舗における客層に合わせて印刷物をカスタマイズ。